【時期別で攻略!】就活強者はいつOB訪問を行うのか?

からはち(@kara_hachi)です。

「いつOB訪問するのが効果的&迷惑じゃないのだろうか?」と悩む就活中の新卒に向けて、

実際にOB訪問される立場の私が答えていきたいと思います。

OB訪問に時期は気にするな!→会社員は今年の就活スケジュールなんか知らん!

一言で言ったら、見出しの通り、「いつでもよい」というのが、OB訪問される側の考え方です。

基本的にOB訪問受ける人は、本業でいそがしいので、就活スケジュールを把握している人は多くありません。

実際、私は毎年、「今年の就活スケジュールってどうなっているんですか?」とOB訪問してくれる学生に質問してますね。(笑)

「OB訪問アプリ」やマッチングサイトが普及しており、OB訪問する人のプロフィールを訪問前に詳しく知ることが出来ますが、「いつ時間があるか」まで書かれていないので、

ぶっちゃけその人がいつ忙しい&時間があるかなんか考えてもわからない。」ので、相手のことを気にしないで、アポ取りのメッセージを送った方がよいです。

【3月末】は忙しい可能性がある

私は「OB訪問はいつでもよい」と書きましたが、その中でも「3月半ば~末」は避けた方がよいかもしれません。

  • 3月は多くの会社で決算月である→業務量が多い
  • 3月決算ではなくても、取引先が3月決算のため業務量が増える
  • 3月はOB訪問が集中する

という理由があるので、3月にOB訪問を打診しても返信が返ってこなかったり、リスケすることもあるかもしれません。

私が今、勤めている外資系IT企業などは3月決算ではないので、そこまで忙しくはないのですが、アサインされているプロジェクトの顧客の決算が3月の担当の場合、その会社に合わせて行動する必要があるので、忙しくなる場合があります。

あえて言うなら、2月がOB訪問にはベスト!

「OB訪問なんていつでも大丈夫!」と言っていますが、「あえてOB訪問のベストな時期はいつですか?」と聞かれたら、私は2月と答えます。

  • 業種にもよるが、二八(ニッパチ)は閑散期
  • 3月解禁前ならOB訪問が少ない→OBのやる気も高い
  • 3月に選考が進んでいる場合→より深い質問が出来る
  • 12月、1月はお互いに忙しい

このような理由がある訳ですね。

ニッパチと呼ばれる2月、8月というのは全体的に売上が落ちる月(=閑散期)になります。

また正月休み明けの溜まった仕事も一段落する傾向があるので、比較的OBも時間をとることが出来ます。

ただこれも業種によります。

接客や飲食などは2月の売上が落ちますが、逆に不動産や教育分野というのは、1月~2月が忙しいですね。

自分の就活のステージによって、OB訪問の使い方は異なる

季節的に「いつOB訪問をするべきか?」という疑問はあるかもしれませんが、もう一点考えるべき時期があります。

それは「自分の就活ステージによってOB訪問の活用方法が変わってくる」ということです。

ステージ1の場合(就活前の準備段階)

就活を始める前の場合、OB訪問する理由としては、「社会人と話すことに慣れる」ということと、「就活のリアル体験談の収集」という感じですね。

ただ、最近では就活サイトなどでは体験談が多く書かれてますし、各業界や会社に関しても概要レベルでは十分な情報があるので、この時点でOB訪問をする必要は私個人としては感じていません。

というのもOB訪問するから、内定の確率が上がるのではなく、OB訪問で「インターネット上に流通しない生のお得情報を得ることが出来るから、内定の確率が上がる」のです。

就活開始前の段階だったら、ぶっちゃけ自分がその仕事にそこまで興味があるかもわかりませんし、業界や会社の分析も甘いと思うので、そこまで深い生の情報は引き出せないでしょう。

ステージ2の場合(業界分析~会社選定時)

この時期にOB訪問を行う人が一番多いと思います。この時期でOB訪問する人は「業界は1~2に絞って、会社もいくつかに選定中」という人ですね。

このステージ以降から、OB訪問の質が重要になってきます。

当たり前ですが、インターネット上で拾える情報を全て拾って、そのうえで自分の質問をリストアップする必要があります。

ステージ3の場合(ES提出~選考時)

意外とこの期間でのOB訪問が少ないのですが、私の中では実際にESを提出したり、面接を進めている段階で、OB訪問をするのはかなりオススメです。

  • OBが実際にESや面談の具体例を聞ける
  • OBに採用者の立場で「業界と会社の関係」を聞くことが出来る(=ESや面談で使える)
  • 面接官の情報が得られるかもしれない

OBというのは実際にその企業から内定をもらった人々です。そのためその人達がその企業の選考を受けた際の経験というのは非常に貴重です。

またESや面談で話す内容で業界と会社の関係を読み違えると面接官の心象はかなり悪くなります。

例えば、私のいる会社では全社を挙げて、OnpremiseからCloudへのシフトを進めているのですが、その逆の潮流を言うと、さすがに落とされますからね。

殆どの場合は、ネット上の会社のニュースなどで十分な情報が得られると思いますが、確認と更に深い情報を得るためにOBに聞くのは一つの手です。

またOB訪問を受ける人は若手の可能性が高く、企業によっては若手に一次面接官を行わせる場合もあるので、訪問するOBの同期が面接官だったりするのです。

そこから情報を引き出せたら、他の志望者に比べて圧倒的優位にたてるのはわかりますよね?

どのような方法を使うかによってもオススメのOB訪問の時期は異なる

ここに書かれているように、OB訪問にはいくつかの方法がありますが、メリット、デメリットあって、オススメの時期も異なります。

ただ、参考URLではOB訪問には3つの方法があると書きましたが、ぶっちゃけ殆どの人々は「OB訪問マッチングサイト」や「OB訪問アプリ」などと使うでしょう。

それなら先ほどのステージ2以降で、OB訪問を行った方がよいでしょう。

と、ここまで色々書いてきましたが、OB訪問の時期に関しては「いつがOB訪問がよいのか?」と考える時間がもったいないので、思い立ったら吉日、いつでもよいと思います。

なんなら内定後に会社の実情を知るために、OB訪問をしてもよいかもしれませんね。

賢くOB訪問をして、就活戦線を勝ち残りましょう。

何か質問などがあったら、ぜひコンタクトフォームからお気軽にご連絡くださいね。^^