【転職1週目】私(現役ITコンサルタント)が転職活動を開始した理由

からはち(@kara_hachi)です。

実は3週間前くらいから、転職活動を始めました。

この記事に書いてある3つのプランのうち職種を変える「キャリアずらし」は新卒入社から意識しており、

ぼんやりと「インフラ知識を知っている営業」や「クラウド製品を理解している人事」など「IT知識がある○○」というキャリアを積んでいきたいなと考えていました。

なので、「こんなクソ会社辞めてやる」という理由じゃないので、安心してくださいね。(笑)

ということで、

転職活動は開始し三週間過ぎてしまいましたが、ITコンサルタント職にいる新卒4年目の転職希望者の記録として、このブログにその経過を書いていこうかなと思います。

この記事では転職したい詳細な理由をガッツリ書いていこうかなと思います。

転職理由

転職をしたい最大の理由⇒「IT知識がある○○になりたいため」

IT転職職種変更

私は外資ベンダー企業でITコンサルタントとして新卒入社しました。

しかし、最初の希望は”営業職”だったんですよね。

ちょうど応募した時に営業職が埋まっていて、「コンサル職なら空いているけれど、どうする?」と言われたことがきっかけでした。

ぶっちゃけITコンサルタントの職種って何をするのか全くわからなかったのですが、

「営業からコンサルなどの技術職に行くのは難しいけれど、コンサルから営業職やマーケティング、人事、サポート、セールスコンサルタントなどの職種に行くのは簡単だよ。IT知識を知っている人材をどの部署も欲しがっているからね。」というリクルーターのアドバイスもあり、なんとなく納得しつつも応募してみたのでした。

(のちに分かったけれど、確かにIT・製品知識は求められているけれど、優先順位はそこまで高くない。)

ということで、コンサル職で採用された訳ですが、

大学を休学して2年間人材営業を行っていたこともあり、「いつかは営業職へ・・・」という考えはあったと思います。

給料がマジで上がらない

私の会社は全てひっくるめて新卒で年俸500万円ほどもらえる会社だったのですが、中々昇給しないんですよね。

現職の会社の前評判から「全く上がらない」とは聞いていましたが、初任給が一般よりも高額だったこともあり、正直給料に感しては不満がなかったんですよね。

ただ、下の世代が新卒入社で入るたびに「なぜ新卒と同じ給料じゃないといけないんだ」という不満はありましたね。

なんというか金額ではなくて、評価されていないことに若干いら立ちを覚えたのはあります。

正直言うと、自分はそこまでデキるITコンサルタントではないと思います。

「言われたことはやるけれど、顧客から引き合いに出されるようなコンサルではない」という評価ですね。

それでも流石に入ったばかりの学生に比べて経験もあるので評価してほしかったという心の叫びはありました。

まあ、給料というよりも評価制度への不満ということですね。

ITコンサルタントという働き方に我慢できなかった(特に客先常駐)

ITベンダーではどの会社もオンプレミスからクラウドへ変化し、それに合わせて働き方も変化しています

しかし、私が担当するような大規模なERPやミッションクリティカルなシステムは当分オンプレミスが続くでしょう。

もちろん時代の流れもあるので、部分的にクラウド化したり、IaaSなどの下回りの部分だけクラウド化することも考えれますし、長い目でみれば金融機関や政府機関のシステムもクラウド上で管理されることになるでしょう。

しかし、それはいつ?

私の考えだとここ10年間はだらだらとクラウドシフトが進むと思います。

そうなると私のようなオンプレミス要員は多くのプロジェクトで、客先常駐として働く必要があります。

ただ、ITコンサルタントとSIerの「客先常駐」の違いと真実についてという記事でも書いた通り、

客先常駐という働き方はセキュリティや通勤など色々な制限がかかるんですよね。

都内に家を借りているのに、週5日で埼玉まで通う人や、

茅ヶ崎から東京駅まで通う人もざらにいるのが、客先常駐という働き方です。

まだ独身ならよいでしょう。

だけど、もし将来、所帯を持ったら?

確かに今、勤めている外資系ITベンダーは比較的、給料が良い会社です。

しかし、部長クラスになったとしても、せいぜい年収1000万円~1500万円くらい。

郊外の良い家を買ったり、豊洲や武蔵小杉などのタワマンを買うことは出来るかもしれませんが、独身時代のように港区1kで過ごすことはできません。

ぶっちゃけ会社員の家族持ちである限りはある程度、郊外を視野に入れて住まいを考える必要があるのです。

そうなると、神奈川に住んでいるのに、常駐先が千葉になったりしたら片道2時間半という通勤時間も余裕であります。(というか私自身も通勤片道2時間半を経験したことあります。)

そうなると出社や帰宅時間も変わるので、生活リズム自体を客先によって変える必要があります。

それが私の中で我慢できない働き方でした。

今どきの若者は・・・と言われるかもしれませんが、働き方も私の人生では非常に大事なものなのです。

もちろん客先常駐がないor限りなく少ない部署へ異動するということもありますが、それはまた別記事で・・・

自分の10年後、20年後を想像した時に「このポジションにはいられない」と悟った

平均年齢が20歳後半のようなWeb振興企業とは異なり、平均年齢が40歳を超えている企業なので、わりと50歳くらいまでの未来が見通すことが出来ます。

あ~出来る人は10年後はこんなポジションで、出来ない人はこれくらいか~。

俺の実力的にはこんな着地点なのかな。

となんとなく想像してしまうのです。

そのように想像した時に「このようになれないし、なりたくない」と感じてしまったんですよね。

大別すると技術職を極めるか、PMのような道に行くかという2つの道になるのですが、両方に興味が持てなかったんですよね。笑

私はある程度平均年齢が上の会社の良いところは

「リアルな未来を隣で感じることが出来る」というところにあると思います。

そのリアルな未来を感じた結果、心が興味を持てなかった、この道を選ぶと俺は絶対に後悔すると感じてしまったのです。

同期や先輩がどんどん転職してしまった

正直、私は「3年で転職どころかチャンスがあれば1年でもサクッとキャリアプランを変えてやるぜ」という気持ちで働いていたのですが、なぜだろうか、いつのまにか4年目に突入してしまっていました。笑

何でだろうかと考えるのですが、やっぱり同期や先輩が頑張っているのを見ると、

「おし、俺も気合入れてガツガツやっていくぜ」という気持ちがあったのでしょう。

IT業界は転職率が非常に高い業界として知られていますが、

最初は明らかに合わない人が辞める傾向がありますが、2年目以降はみんな、業務に慣れて安定する傾向があります。

そんな中で辞めていく同期や先輩は優秀な方が多かったのが非常に私の心を揺らしたというのはあります。

正直ね、

優秀な人は給料ももらっているし、評価も高い。タスクだってパンパンに詰まっている。

そんな状態でも転職活動をするというのは相当の覚悟が必要な訳。

やはり仲が良い人や優秀な先輩がいなくなると、より視界がクリアになり「”俺が”なぜこの会社にいるのか」という自問自答を繰り返すようになる。

俺はこの業務が好きなのか?たまに同期とのランチが好きだったのではないか?

業務ではなく繋がりが好きだったのではないか?

など色々なことを考えるのです。

最後に「もし同期も先輩もいなくても、この業務を続けたいか?」と自問自答をした時に「NO」という答えが出た時に私の心は転職活動へ向いたのでしょう。

もちろんどんな職場や職種に行っても不満は起こるかもしれません。

それでも自分の人生、好きなように働きたいと思うのはごく自然なことだと思うし、

この気持ちが死ぬ前に転職活動をするべきだと思い、今回記事を書いてみました。

現在進行形で転職活動をしているので、ブログもガンガン更新していきたいと思います。